カボチャや紅葉グッズ、ハロウィンアイテムが並び始め秋の気配を感じる季節になってきました。
旬の食べ物あふれる秋と言えばワイナリー巡りのベストシーズン!
ということで、今日はイタリアでワイナリー巡りがしたいという方へ高級ワインの産地バローロのワイナリー巡りのポイントについてまとめてみました。
Barolo|バローロとは?
はじめにバローロについて、おさらい。
バローロ (Barolo) とは、イタリア、ピエモンテ州のバローロ村とその周辺の村々で生産されるDOCG規格の長期熟成タイプの赤ワイン。(DOCGについてはこちら)
使用できるブドウ品種はネッビオーロのみ。
ネッビオーロの特徴は?
熟成期間は3年、リゼルヴァは5年以上。
バローロ栽培可能な地域は?
バローロの栽培過程においては以下の11箇所の特定の場所のみで栽培できます。畑の標高や方角、1ヘクタールあたりに植えられるブドウの本数まで決まっていて栽培基準も厳しいため、例えばバローロ村以外の場所でバローロ育てようとしてもバローロと名乗ることはできません。
-Verduno
-Cherasco
-Roddi
-La Morra
-Novello
-Grinzane Cavour
-Barolo
-Diano d’Alba
-Castiglione faletto
-Monforte d’Alba
-Serralunga d’Alba
About Barolo |ワインの特徴
バローロに使用されるブドウ品種ネッビオーロは色が濃く、強いタンニンと酸が特徴です。
酸味とタンニンの渋みがその他の要素とバランスをとるためには長期熟成が必要で、熟成されるとワインに深みが増します。
年数を重ねるごとに生まれる香りや味わいもしっかりしていき、薔薇やスミレ、チェリー、プルーン、ラズベリー、タバコ、トリュフ、ダークチョコレートなどの幅広いブーケを持つ世界で最も誘惑的とされる香りの高級ワインバローロが出来上がります。
とは言っても熟成年数も浅め、フルーティで飲みやすいバローロもたくさんあるので、特に現地では様々なバローロのスタイルを楽しむことができます。
バローロ訪問はこんな人におすすめ
・熟成されたワイン、しっかりした赤ワインが好きな人
・イタリアの田舎で自然に囲まれてゆっくりしたい人
・生産者や製造に関わる人から直接ワイン作りの説明を受けたい人
・スローフード、地方の食材を使った体に優しいイタリア料理を楽しみたい人
バローロまでの行き方
バローロ村、周辺ワイナリーを回るには基本的に車移動がおすすめです。バローロまで公共交通機関で行くのは難しいので、レンタカーを借りるかテイスティング後に運転の心配をしなくて良いツアーへの参加がオススメです。英語での案内がメインですが大型バスでのツアーも増えているので外国人旅行者の団体とツアーに参加することもできます。
バローロ村おすすめスポット
- バローロ城、バローロ博物館 (Museo di vino a Barolo)
- 栓抜きショップ・ミュージアム (Museo dei Cavatappi)
- トラットリア ラ カンティネッタ(La Cantinetta)
- エノテカ バローロランド (Barolo Land)
バローロ村はこじんまりとしていて歩いて簡単に回ることができます。
村の入口付近に駐車場有(Piazza Cabutto)
Wineries in Barolo|バローロ周辺おすすめのワイナリー
以下のワイナリーはバローロ村の中にあり行きやすいのでワイナリー見学後にバローロ村を散策、レストランで食事を楽しむこともできます。
- マルケージ ディ バローロ (Marchesi di Barolo)
- ボルゴーニョ (Borgogno)
以下はバローロ村から離れた場所にあるので車移動ができる方へおすすめです。
- ドメニコクレリコ (Domenico Clerico)
- フォンタナフレッダ(Fontanafredda)
- チェレット(Ceretto)
以上、ざっくりとですがバローロのワイナリー巡りのポイントについてご紹介しました。
さらに詳しいバローロワイナリー巡りのポイントはまた後日…
AYUMI MARINI
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