アルネイス|Arneis
生産地
アルネイス(Arneis)はピエモンテ州、ロエロ原産の白ぶどう品種。ロエロ地方のDOCGに指定されています。
以前はロエロ地方で栽培される黒ぶどう品種ネッビオーロのタンニンを和らげる為に混醸用に用いられていましたが、20世紀になり生産者がネッビオーロ品種単一でのワイン作りに力を入れ始めた事で需要が減り絶滅の道を辿っていました。
1970年代にワインルネッサンスと呼ばれるワインの技術を向上する動きが起こりイタリアワインの品質が向上、同時に土着品種の回帰が見直された事により、ヴィエッティ(Vietti)とブルーノ・ジャコーザ(Bruno Giacosa)を始めとする生産者達の研究と努力の結果でアルネイスの単一品種ワインとしての現在に至ります。
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ピエモンテのロエロ・ランゲ・モンフェラートの地域はぶどうの景観が世界遺産登録されている事でも有名です。
アルネイスの特徴
アルネイスの特徴は、ほのかな洋梨、アプリコット、アーモンドの好ましい香り。
酸が少なく、熟しやすい傾向があるため、栽培しにくいとされている品種。
以前は混醸用に用いられたアルネイスですが、現在は様々なタイプがあり樽で熟成したフルボディのタイプや樽を使わないものはフルーティでアロマティックな香り(ほのかな洋梨、アプリコット、桃、アーモンド)を感じます。一部の生産者ではパッシートと呼ばれる甘口のワインも生産されます。
合わせたい料理
前菜、オムレツ等の卵や野菜料理の他にシーフードにも良くあう。
和食や中華との相性も良い。
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