カボチャや紅葉グッズ、ハロウィンアイテムが並び始め秋の気配を感じる季節になってきました。 旬の食べ物あふれる秋と言えばワイナリー巡りのベストシーズン! ということで、今日はイタリアでワイナリー巡りがしたいという方へ高級ワインの産地バローロのワイナリー巡りのポイントについてまとめてみました。 Barolo|バローロとは? はじめにバローロについて、おさらい。 バローロ (Barolo) とは、イタリア、ピエモンテ州のバローロ村とその周辺の村々で生産されるDOCG規格の長期熟成タイプの赤ワイン。(DOCGについてはこちら) 使用できるブドウ品種はネッビオーロのみ。 ネッビオーロの特徴は? …
バローロ
バルベーラ|Barberaの特徴は?
バルベーラ|Barbera 生産地 バルベーラはイタリア北部ピエモンテ州を原産とする土着品種で赤ワイン用のぶどう品種。 モンフェラート地域、アスティ(Asti)やアルバ(Alba)で生産されたものが有名でBarbera d’AstiはDOCGに、Barbera d’AlbaはDOCとして認定されています。 DOCGとは? バルベーラの特徴 バルべーラの特徴は、赤紫色で熟成年と共に端の部分は赤いレンガ色となる。 …
Fontanafredda|ピエモンテの伝統のワインが復活。フォンタナフレッダのワイナリーへ
バローロの5大産地の一つ、セッラルンガ・ダルバ村のワイナリー 「フォンタナフレッダ」へ行ってきました。 北イタリア、ピエモンテで訪れたワイナリー はアットホームで、生産者との距離が近く人の温かさや情熱に触れられるワイナリーが多かったなと感じます。 市長さんにご案内して頂いた 「カッシーナ・キッコ」ワイナリー訪問記はこちら 最近は商業的に力を入れ始めたワイナリーも増えてきて、それについてはピエモンテの人々にとっても賛否両論あるみたい。 市場を拡大し世界中でワインが楽しめるのは消費者としても、生産書にも嬉しいことですがワイナリー独自の個性がなんとなく薄れていってしまうような切なさを感じるのは、きっと私だけではないはず。 ですがこちらのワイナリーに関しては、歴史的背景からも買収をきっかけに地元へ戻ってきてくれた、おかえりなさい。という感情を持たずにはいられません。 …
オレンジ色のワインを訪ねて…テラコッタの村インプルネータへ
本場のオレンジワインを、初体験してきました。 枯葉も散り始めて、なんだか寂しさを感じる秋、昨年にさかのぼり、トスカーナ州インプルネータという小さな村に、世界が注目する「テラコッタワイン」が世界中から集合。ソムリエの講習のためトスカーナに滞在していたので、こんなチャンスは滅多にないということで様々なテラコッタワインを試飲してきました。 最初にお伝えしますが、今日の内容はちょっと固めです。 テラコッタワイン×インプルネータ トスカーナ州、フィレンツェの郊外にある素朴な村「インプルネータ」 きっと、ワインを勉強しなければ行くことはなかったこの場所は、トスカーナの名産オリーブオイルを保存する容器の原料となるテラコッタの産地として有名な場所。 テラコッタとはイタリア語で「terra」=土、「cotta」=焼くという意味で、素焼きの粘土や陶器を想像していただくとわかりやすいでしょうか。 このテラコッタで作られた容器はアンフォラと呼ばれます。 ジョージアで発祥したアンフォラを使ったワイン造りが、古代ギリシャ、ローマ時代にイタリアにも広まり、当時ワインの醸造、熟成、貿易にも使用されていました。 …
おすすめ超自然派バローロワイン「Monti」 – モンフォルテ・ダルバ
おいしい赤ワインに出会った時 「このワインに使われる葡萄はどんな風に作られたんだろう?」 と、ワインが好きな人なら、一度は思ったことがあるのでは? 8月、イタリア国内はバカンスムードの真っ只中。本日はお仕事でランゲ地方へ向かいます。 東京からイタリアワインを満喫しに来られた素敵なご夫婦と対面し、向かう先はバローロ村からさらに車で10分程のモンフォルテ・ダルバ(Monforte d’alba)の生産者モンティ/Monti」 Barberaから始まったワイン造り この日は、生産者兼オーナーのパオロさんが直々に説明してくださるとのことで「Buongirno! 」と挨拶をかわして、まず向かう先はカンティーナの目の前に広がる広大なワイン畑。 …
マルケージ・ディ・バローロ:世界遺産登録された樽から作られ続ける伝統のバローロを味わう
ワインの王様、Barolo(バローロ) ワインの王様と呼ばれ世界に名を知らしめる「Barolo」 葡萄の品種には「ネッビオーロ」のみを使用しフルボディの長期熟成タイプが特徴で 熟成期間は3年間、リゼルヴァは5年間。 1ヘクタールあたりのぶどうの木の本数から醸造の仕方など細かく定められています。 フルボディとは言っても生産者によってはタンニンが柔らかめで フルーティな酸味を感じるものも多く、日本には出回っていないバローロの味を楽しめるのが 「現地ならでは」の魅力です。 今日は、そんなバローロの歴史が始まった場所200年近い歴史を持つ …