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Ca’delbosco|極上のフランチャコルタを求めて カデルボスコのワイナリーへ

☆ この記事は一部「SHOP ITALIA」様 掲載記事です。 ☆ 歓喜のワイン「フランチャコルタ」   グラスに注がれた黄金色に輝くワイン、グラスの底からふつふつと上がってくる繊細な泡。 イタリアでお祝いの席でよく目にする高級スパークリングワインといえば「フランチャコルタ」です。 「フランチャコルタ」は、北イタリア・ロンバルディア州東部のフランチャコルタ地域で生産された瓶内二次発酵方式で作られる発泡性ワインです。 フランスのシャンパンよりも厳しいとされる製造基準をクリアしたものだけが「フランチャコルタ」を名乗ることができ、「特別な時間」を祝福するワインとしてイタリアでは結婚式や誕生日会などの祝杯の席でよく登場します …

Barolo|高級ワインの産地バローロワイナリー巡りのポイント

カボチャや紅葉グッズ、ハロウィンアイテムが並び始め秋の気配を感じる季節になってきました。 旬の食べ物あふれる秋と言えばワイナリー巡りのベストシーズン! ということで、今日はイタリアでワイナリー巡りがしたいという方へ高級ワインの産地バローロのワイナリー巡りのポイントについてまとめてみました。   Barolo|バローロとは? はじめにバローロについて、おさらい。 バローロ (Barolo) とは、イタリア、ピエモンテ州のバローロ村とその周辺の村々で生産されるDOCG規格の長期熟成タイプの赤ワイン。(DOCGについてはこちら) 使用できるブドウ品種はネッビオーロのみ。 ネッビオーロの特徴は? …

ニューヨーカーの避暑地 ハドソンバレーでゆったり過ごす休日

★ こちらの記事は sumau.com様への掲載記事です。 ★   ニューヨーク州でワインが作られているのをご存知だろうか?   洗練された大都会のイメージが強いニューヨーク州だが、広大な州内にはワイン造りに適した土地も多く実はカリフォルニア州、ワシントン州に次ぎ、ワインの生産量は全米で第3位。ワイン造りの歴史も西海岸より古く、飲めばそのクオリティの高さに驚く人も多い。   夏は蒸し暑く、冬は厳しい寒さが特徴のニューヨーク。マンハッタンに住む友人から「靴底が溶けるほど暑いよ」と忠告を受けるほど暑い夏が今年もやってくる。 …

トリノの歴史的カフェ巡り|王宮で頂くロイヤルスナック

こちらの記事は 三越伊勢丹トラベルサロン様 機関紙「mi viaje」 5月号への掲載記事です   イタリアでの暮らしで見つけた楽しみの一つはカフェ巡りです。 カフェ巡りといってもちょっとしたこだわりがあり、カフェ文化の根付くトリノだからこそ体験できる歴史のあるカフェがおすすめです。こだわりを持つバリスタのお話や、地元の人々と交わす何気ないコミュニケーションもイタリアのカフェの魅力の一つです。 トリノ観光おすすめの場所はこちら イタリアのカフェ事情 …

バルベーラ|Barberaの特徴は?

バルベーラ|Barbera 生産地 バルベーラはイタリア北部ピエモンテ州を原産とする土着品種で赤ワイン用のぶどう品種。 モンフェラート地域、アスティ(Asti)やアルバ(Alba)で生産されたものが有名でBarbera d’AstiはDOCGに、Barbera d’AlbaはDOCとして認定されています。 DOCGとは?   バルベーラの特徴 バルべーラの特徴は、赤紫色で熟成年と共に端の部分は赤いレンガ色となる。 …

Fontanafredda|ピエモンテの伝統のワインが復活。フォンタナフレッダのワイナリーへ

バローロの5大産地の一つ、セッラルンガ・ダルバ村のワイナリー 「フォンタナフレッダ」へ行ってきました。 北イタリア、ピエモンテで訪れたワイナリー はアットホームで、生産者との距離が近く人の温かさや情熱に触れられるワイナリーが多かったなと感じます。 市長さんにご案内して頂いた 「カッシーナ・キッコ」ワイナリー訪問記はこちら   最近は商業的に力を入れ始めたワイナリーも増えてきて、それについてはピエモンテの人々にとっても賛否両論あるみたい。 市場を拡大し世界中でワインが楽しめるのは消費者としても、生産書にも嬉しいことですがワイナリー独自の個性がなんとなく薄れていってしまうような切なさを感じるのは、きっと私だけではないはず。 ですがこちらのワイナリーに関しては、歴史的背景からも買収をきっかけに地元へ戻ってきてくれた、おかえりなさい。という感情を持たずにはいられません。 …

New Year’s Eve in New Orleans|ニューオーリンズで年越し

  ニューオーリンズに「ガンボ」という郷土料理があります。   「ガンボ」は当時、奴隷として強制労働を強いられた西アフリカの人々が持ち込んだオクラで作ったスープ料理。野菜にシーフードや鶏肉などたくさんの具材を混ぜて作る深みのある味わいで、寒い日にもほっこりといただける料理です。 年越しを過ごそう!ということで、友人夫婦と年末年始の4日間ニューオーリンズへ行ってきました。 ニューオーリンズの魅力はジャズの発祥、ケイジャン料理、ブードゥー(黒魔術)など地方独特の文化や歴史を感じられること。ハンバーガーはどこの郷土料理?というのが良い例で、アメリカでは地方特有の文化を感じられる場所というのはなかなか珍しいようです。 それでは今回の旅のハイライトを…     Cajun …

北イタリアのクリスマスの過ごし方|Christmas in Italy.

クリスマスまで、あと少し。 久しぶりのイタリアへ戻ってきました。 北イタリア、トリノもすっかりクリスマスモード。街中のあちこちがイルミネーション、ツリーで彩られ、どこを切り取っても絵になる美しさ。 忘年会シーズンの日本同様、イタリア人にとっても忙しい月で、食事会やクリスマスディナーの予定でカレンダーがぎっしり埋め尽くされます。と他人事のように説明しているけれど我が家も例外ではなく、帰ってくるなり予想外の寒さと共にクリスマスディナーが立て続けに続いています。イタリア人のみなさん、その元気はどこからくるのですか。 さて、クリスマス目前ということで、今日は北イタリアのクリスマスの様子をご紹介します。   Presepe|街を彩るプレゼーぺ プレゼーペ(またはプレゼピオ)とはイエス・キリストの生誕を再現した置物のこと。聖母マリアの胎内にキリストが宿ったとされる12月8日にクリスマスツリーとプレゼーペが一斉に各家庭、教会など様々な場所に飾られます。1月6日の公現祭に片付けられるまでイタリアのクリスマス気分を盛り上げます。最近は宗教的なもの以外のプレゼーぺも多く見られます。 それぞれの家庭のプレゼーぺはもちろんマンマを中心に飾られます。例えどんなに忙しくても…。   …