北イタリアのクリスマスの過ごし方|Christmas in Italy.

クリスマスまで、あと少し。

久しぶりのイタリアへ戻ってきました。

北イタリア、トリノもすっかりクリスマスモード。街中のあちこちがイルミネーション、ツリーで彩られ、どこを切り取っても絵になる美しさ。

忘年会シーズンの日本同様、イタリア人にとっても忙しい月で、食事会やクリスマスディナーの予定でカレンダーがぎっしり埋め尽くされます。と他人事のように説明しているけれど我が家も例外ではなく、帰ってくるなり予想外の寒さと共にクリスマスディナーが立て続けに続いています。イタリア人のみなさん、その元気はどこからくるのですか。

さて、クリスマス目前ということで、今日は北イタリアのクリスマスの様子をご紹介します。

 

Presepe|街を彩るプレゼーぺ


プレゼーペ(またはプレゼピオ)とはイエス・キリストの生誕を再現した置物のこと。聖母マリアの胎内にキリストが宿ったとされる12月8日にクリスマスツリーとプレゼーペが一斉に各家庭、教会など様々な場所に飾られます。1月6日の公現祭に片付けられるまでイタリアのクリスマス気分を盛り上げます。最近は宗教的なもの以外のプレゼーぺも多く見られます。

それぞれの家庭のプレゼーぺはもちろんマンマを中心に飾られます。例えどんなに忙しくても…。

 

 

Christmas dinner|北イタリアのクリスマスディナー


イタリアでは家族で過ごす重要な日。プレゼントやワインなど、各自持ち寄って家族団欒、食事をします。イタリアのクリスマスディナーではキリスト誕生前の24日は肉料理を控えて、25日に食べるのが習わし。25日はお昼から前菜、プリモ、メイン、デザートとゆっくりと時間をかけて楽しみます。アンニョロッティと呼ばれる肉の詰め物入りのパスタは北イタリアではクリスマスには欠かせない一品です。メインのお肉料理に合わせバローロ、バルバレスコなど、地元の赤ワインと合わせて頂きます。

パネットーネガストロノミコと呼ばれるこちらはおかずの入った甘くないパン。サンドイッチのような感覚でアペリティーボに良く出され、中身はポテトサラダやスモークサーモン、サラミなど塩味のものが多く泡系の飲み物にもよく合います。

 

ユニークなのは、日本では真夏に食べる鰻を使った料理カピトーネ。我が家では目にしませんがイタリアではクリスマスを代表する料理の一つです。

 

 

Panettone & Pandoro|パネットーネとパンドーロ


イタリアで伝統的なクリスマスケーキに当たるものが、パネットーネとパンドーロ 。クリスマスシーズンになると各家庭で食べられています。

パネットーネは、ミラノ発祥、ブリオッシュ生地にドライフルーツが練りこまれたフルーツケーキ。パンドーロはベローナ発祥の卵をたっぷりと使ったスポンジケーキのようなもの。

最近はチョコレートやピスタチオ味など種類も豊富で、大人から子供まで幅広い層に親しまれています。

この大きな焼菓子は クリスマス期間に少しずつデザートや朝食にも頂きます 。万が一、家庭内でパネットーネ派とパンドーロ派に分かれている場合は、 両方揃えることもあるのだそう。

パネットーネの記事はあがるイタリアでもご紹介させて頂きました。

 

 

Moscato d’Asti|パネットーネとイタリアの甘口ワイン


クリスマスディナーを締めくくるパネットーネ、紅茶やコーヒーと共に頂きたいところですが、ピエモンテ州では 一緒に飲まれているワインがあります。それが「モスカート・ダスティ」。アスティ産のモスカート種100%で造られる微発泡 、もしくは非発泡の甘口白ワインです。デザートやフルーツとの相性も良いですが、癖のあるチーズと合わせても美味しく頂けます。山の幸に恵まれたピエモンテはチーズもたくさん。中でも代表的なのがトーマチーズ(Toma Piemontese )是非お試しください。

 

 

 

Ski|冬はスキー!


食べる以外に何をするのかと言うと、北イタリアではもちろんウインタースポーツ。アルプス山脈の麓にはトリノオリンピックで競技が行われたバルドネッキア(Bardonecchia)はもちろんサウゼ・ドゥルクス(Sauze d’Oulx)、セストリエール(Sestrière)などスキーリゾートがたくさんあるので、冬になると大人も子供もスキーやスノーボードを楽しみます。

イタリアにきてから毎年この季節になると質問されるの(同じ人にも何度も)がこの質問。「Sai sciare? 」サイシアレ?スキーする?

今年は何人の人に聞かれるかなぁ、毎年答えてるんだけどなあ。

 

日本のクリスマスはカップルで過ごすイメージですが、イタリアでは日本と逆で、クリスマスは家族と、年越しは友人や恋人と過ごします。クリスマス、世界中どこにいても半ば強制的に家族(マンマ)の元へ帰っていくイタリア人。

待ちに待ったクリスマス。

昨日から少し風邪っぽいけど、イタリア人の妻としてクリスマスディナーへは何がなんでも出席しなければ…。

 

どうぞ、素敵なクリスマスをお過ごしください。

BUON NATALE !!

 

 

 

 

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