ソーヴィニヨン・ブラン|Sauvignon Blanc 生産地 ソーヴィニヨンブランはイタリアでは主に北イタリアで栽培される国際品種の白ぶどう品種。原産地はフランスのロワール地方とされていますがオーストラリア、南アフリカ、チリなど、世界中広い地域で栽培されている品種です。特に最近評価されているのはニュージーランドのマールボロ地区でフレッシュさが特徴です。 ソーヴィニヨン・ブランの特徴 ソーヴィニヨン・ブランの特徴は、明るい緑色の、ワイン用としてはやや大粒のぶどうである。酸味が強くフレッシュ、青草、ハーブ、トロピカルフーツなどの香り。ワイン愛好家の間ではソーヴィニヨン・ブランは「猫のおしっこ」の香りがすると言われています。サンセールやプュイイフュメなど白ワインの銘醸地であるロワール地方のソーヴィニヨンブランは燻製のようなアロマが特徴です。 合わせたい料理 魚介類、生がきなど。シーフードサラダやフェタチーズの載ったギリシャ風サラダなど。また、お魚を使った和食、お寿司やお刺身にもよく会います。 …
ワインをもっと美味しくする MAGIC DECANTER
第一印象はとても大事だけど、とりあえず三回は試すことにしている。 現在ロスに来ております。 先日、「バローロは美味しくない」というワイン好きの女性にお会いしました。話を聞くと、初めて飲んだバローロが美味しくなくて、そのままキッチンの排水溝に流し、以降バローロは飲んでいないのだそう。 ピエモンテでワインに出会って、バローロの生産者とやり取りする機会がある私にとって、その発言を聞いて心が痛みましたが、たった一度限りの経験でそのもの全ての価値を決めてしまうのは、とても勿体無いなと思います。 デキャンタージュはしてみたのかな、とか食べ合わせが悪かったんじゃないかと、色々聞く間もなく、「いつかトリノへお越しの際は、美味しい生産者の元へご案内しますよ〜」とだけお伝えしました。 ワインって、扱い方次第で可能性を広げることができる不思議な飲み物。 ということで今日はデキャンタージュのお話。 …
Pouilly Fumé|プイィ・フュメ…とプイィ・フュイッセの違いは?
先日、美味しい白ワインに出会いました。 NYに住む友人のおすすめで連れて行ってもらったレストラン「The Clock Tower 」はレトロな雰囲気のインテリアがとてもお洒落で、かっこいい大人になった気分になれる場所。 こちらで頂いた白ワインがとっても美味しかったんです。フランスワインはまだまだ勉強中ですが、このワインがきっかけでPouilly Fumé|プイィ・フュメという言葉を覚えられたほど。 それで、先日ワインショップで見つけて早速購入。家に帰ってボトルを見ると、購入したのはプイィ・フュイッセ。間違えてしまったみたい。名前も似てるから似た感じなのかも、と飲んで見ると、味も香りも全く別物。調べて見たところ、それもそのはず、使用されているぶどうの品種が違うので特徴も違うわけですね。 The …
トスカーナの名門アンティノーリのワイナリー「Marchesi Antinori」訪問 |
ずっと行きたかったトスカーナの名門アンティノリのワイナリーへ、ようやく行くことができました。 昨年の冬、ソムリエ講習合宿のため約2ヶ月半トスカーナへ滞在していました。イタリア全土DOCGの暗記をはじめ、ワイン以外のアルコールの知識を詰め込んで、200種類以上のワインをテイスティング!正直、テイスティングは辛くなかったけど、大人になってからの暗記というのは思った以上に大変で、泣きそうになりながら他の生徒さんと協力して頑張りました。 結果はどうあれ、頑張ったご褒美ということで夫が気を利かせて企画してくれていたのはイタリアワインの名門、アンティノーリのカンティーナ訪問。 Antinori Nel Chanti Classico スーパータスカンの先駆者、アンティノーリ 1385年から続くイタリアワインの名門マルケージ・アンティノーリは、ワイン好きならお馴染みスーパータスカンのティニャネロや、ソライヤなど偉大なワインの生産者。 …
My favorite places in Turin|トリノ
TORINO|トリノ 「エレガント」という言葉がぴったりの街。私の3年間暮らしたトリノは北イタリアピエモンテ州の州都で、イタリアが統一されて初めての首都が置かれた場所。イタリアでは4番目に大きい都市です。日本でいうとちょうど福岡みたいな程よい都会で、京都のように伝統を重んじる場所という感じかなぁ。 トリノと聞いて思い浮かぶことは何でしょう。オリンピックやフィアット?おそらくこの街に来てまず感激するのは、この街の美しさと、美食。美味しいワインが飲みたかったら、高級ワインの産地バローロへ、海が恋しくなったら地中海の美しいリグーリアまでほんの1時間〜2時間で行けてしまうので、トリノに住む人々は、今週は海、今週は山!と、都会と自然が共存した暮らしを楽しんでいます。なので、イタリア人のお友達ができたらまずマーレ(海)とモンターニャ(山)の2言は覚えた方が良いかもしれません。 以前はフランス領だった名残もある街、トリノは他の州に比べると独特な個性をもち、イタリアのパリとも呼ばれているのだそう。今回はそんなトリノのお気に入りの場所をご紹介。 Just because I am keep …
(PR)ワインの王様 バローロ ワインテイスティングツアー
[smartslider3 slider=2] ワインの王様「バローロ」ワインテイスティング (日帰り) 世界遺産の葡萄畑を見渡しながらバローロへ向かいます。カンティーナではワイン作りの工程の説明を聞きながら実際に生産されたワインをご試飲頂けます。景色の良いレストランで地元の新鮮な食材で作られたピエモンテの郷土料理/スローフードをご堪能ください。 ●日本人ソムリエの通訳/解説付きで安心。 ●優良運転手付きの乗用車/ワゴンでご案内します。 【当日のスケジュール(日帰り)】 トリノ出発 …
ネッビオーロ|Nebbioloの特徴は?
ネッビオーロ|Nebbiolo 生産地 ネッビオーロ (Nebbiolo) は、イタリア北部、ピエモンテ州やロンバルディア州、ヴァッレ・ダオスタ州で生産される黒ブドウの品種。ピエモンテ州では800年以上も前から栽培されていた歴史のある品種です。最高級赤ワインとされるバローロやバルバレスコは100%単一品種で作られます。 ネッビオーロという名は、イタリア語のネッビア(霧)からきており、他の県ではスパンナ(Spanna)、ロンバルディアではキアヴェンナスカ(Chiavennasca)、ヴァッレ・ダオスタではピクトゥネール(Picoutener、イタリア語でPicotendro)などと呼ばれ、地域によりボトルの品種表示が違うこともあります。 写真はランゲ地方のぶどう畑。ぶどう畑の景観はユネスコ世界遺産にも登録されています。 ネッビオーロの特徴 ネッビオーロは色が濃く、強いタンニンと酸が特徴。酸とタンニンの渋みが他の特徴とバランスをとるためには長期熟成が必要で、熟成されると味わいが広がり、薔薇やスミレや、チェリー、プルーン、ラズベリー、タバコ、トリュフ、ダークチョコレートなどの幅広いブーケを持つ世界で最も誘惑的とされる香りの高級ワインとなります。 …
CHINATOWN|NYC チャイナタウンの一日
こんにちは♪ すっかり秋らしくなってきたなと思っていたら昨日は急に夏に逆戻り、かと思えば翌日は雨。フロリダに接近中のハリケーンIlmaのニュースで持ちきりで、なんだか天候に落ち着きのないニューヨークです。 さて、多国籍な文化が入り混じるニューヨークでは、日系のお店が集まるイーストビレッジやイタリア系のリトルイタリー、コリアタウンなど国ごとのショップやレストラン等が集まる地域があり、5分ほど歩けばガラリと雰囲気が変わって、場所ごとに違った楽しみ方ができるのは大都市の魅力です。 中でも、その国に来たような錯覚に陥ってしまう場所が、チャイナタウン。今回はそんな本格的でディープな街の「素敵な場所」を求めて、NYで暮らす友人と散策して来ました。 CHINA TOWN|チャイナタウン Golden Unicorn チャイナタウンに来たら飲茶(ディムサム)が食べたいということで友人に紹介してもらった場所へ数年ぶりに行って来ました。内装も中華料理屋さん!という感じで英語もほとんど通じませんがカートで飲茶を運んで回っているので心配なし。カジュアルなランチにぴったりです。チャイナタウンに初めて来たのは、アートギャラリーのアフターパーティ。ちょうどこんな中華料理屋さんを貸し切って行われたあのパーティ。一体どこだったのか、思い出せず・・・ …