バルベーラ|Barbera 生産地 バルベーラはイタリア北部ピエモンテ州を原産とする土着品種で赤ワイン用のぶどう品種。 モンフェラート地域、アスティ(Asti)やアルバ(Alba)で生産されたものが有名でBarbera d’AstiはDOCGに、Barbera d’AlbaはDOCとして認定されています。 DOCGとは? バルベーラの特徴 バルべーラの特徴は、赤紫色で熟成年と共に端の部分は赤いレンガ色となる。 …
ぶどう辞典
ソーヴィニヨン・ブラン|Sauvignon Blancの特徴は?
ソーヴィニヨン・ブラン|Sauvignon Blanc 生産地 ソーヴィニヨンブランはイタリアでは主に北イタリアで栽培される国際品種の白ぶどう品種。原産地はフランスのロワール地方とされていますがオーストラリア、南アフリカ、チリなど、世界中広い地域で栽培されている品種です。特に最近評価されているのはニュージーランドのマールボロ地区でフレッシュさが特徴です。 ソーヴィニヨン・ブランの特徴 ソーヴィニヨン・ブランの特徴は、明るい緑色の、ワイン用としてはやや大粒のぶどうである。酸味が強くフレッシュ、青草、ハーブ、トロピカルフーツなどの香り。ワイン愛好家の間ではソーヴィニヨン・ブランは「猫のおしっこ」の香りがすると言われています。サンセールやプュイイフュメなど白ワインの銘醸地であるロワール地方のソーヴィニヨンブランは燻製のようなアロマが特徴です。 合わせたい料理 魚介類、生がきなど。シーフードサラダやフェタチーズの載ったギリシャ風サラダなど。また、お魚を使った和食、お寿司やお刺身にもよく会います。 …
ネッビオーロ|Nebbioloの特徴は?
ネッビオーロ|Nebbiolo 生産地 ネッビオーロ (Nebbiolo) は、イタリア北部、ピエモンテ州やロンバルディア州、ヴァッレ・ダオスタ州で生産される黒ブドウの品種。ピエモンテ州では800年以上も前から栽培されていた歴史のある品種です。最高級赤ワインとされるバローロやバルバレスコは100%単一品種で作られます。 ネッビオーロという名は、イタリア語のネッビア(霧)からきており、他の県ではスパンナ(Spanna)、ロンバルディアではキアヴェンナスカ(Chiavennasca)、ヴァッレ・ダオスタではピクトゥネール(Picoutener、イタリア語でPicotendro)などと呼ばれ、地域によりボトルの品種表示が違うこともあります。 写真はランゲ地方のぶどう畑。ぶどう畑の景観はユネスコ世界遺産にも登録されています。 ネッビオーロの特徴 ネッビオーロは色が濃く、強いタンニンと酸が特徴。酸とタンニンの渋みが他の特徴とバランスをとるためには長期熟成が必要で、熟成されると味わいが広がり、薔薇やスミレや、チェリー、プルーン、ラズベリー、タバコ、トリュフ、ダークチョコレートなどの幅広いブーケを持つ世界で最も誘惑的とされる香りの高級ワインとなります。 …
ピノ・ブラン|Pinot Blancの特徴は?
ピノ・ブラン|Pinot Blanc 生産地 ピノ・ブラン (Pinot Blanc) は、白ワイン用ぶどう品種の一つ。 ピノ・ノワールの突然変異で生まれたピノ・グリ(Pinot gris)などもその一種です。フランスはドイツとの国境付近、アルザス地方が発祥の地とされています。 …
アルネイス|Arneisの特徴は?
アルネイス|Arneis 生産地 アルネイス(Arneis)はピエモンテ州、ロエロ原産の白ぶどう品種。ロエロ地方のDOCGに指定されています。 以前はロエロ地方で栽培される黒ぶどう品種ネッビオーロのタンニンを和らげる為に混醸用に用いられていましたが、20世紀になり生産者がネッビオーロ品種単一でのワイン作りに力を入れ始めた事で需要が減り絶滅の道を辿っていました。 1970年代にワインルネッサンスと呼ばれるワインの技術を向上する動きが起こりイタリアワインの品質が向上、同時に土着品種の回帰が見直された事により、ヴィエッティ(Vietti)とブルーノ・ジャコーザ(Bruno Giacosa)を始めとする生産者達の研究と努力の結果でアルネイスの単一品種ワインとしての現在に至ります。 imageURL ピエモンテのロエロ・ランゲ・モンフェラートの地域はぶどうの景観が世界遺産登録されている事でも有名です。 …