ピエモンテのワインといえばバローロやバルバレスコの赤ワインをご想像される方が多いかと思いますが「ピエモンテの白ワイン」は?というともちろんおいしい白ワインもたくさんあります。本日はお魚、和食や中華にも合わせやすく、ついつい頼んでしまう、おすすめの白ワイン「アルネイス」をご紹介します。
ピエモンテの白ワイン
まずは、甘口スパークリングワインをメインに作られるMoscato(モスカート)はもちろん
Chardonney(シャルドネ)
Cortese(コルテーゼ)
Erbaluce(エルバルーチェ)
Timorasso(ティモラッソ)
等が有名どころですが、今日ご紹介するのはワインを勉強する前から出会う機会が多くて、一番親しみやすかったArneis(アルネイス)という品種。北イタリアの近所で扱っている店舗も多く「さっぱり、すっきり、フレッシュ」で気軽に飲めてしまうアルネイス。お魚、和食や中華にも合わせやすく、ついつい頼んでしまう、おすすめの白ワイン品種の一つです。
そして今回はソムリエとしてイタリアレストランで働く友人のYちゃんが、「これ、飲んでみて!」とプレゼントしてくれたvoerzio martiniのLanghe Arneis(ランゲ•アルネイス)を。
Bricco Capelina 86点/100 生産者:voerzio martini (ピエモンテ州 Cuneo, La morra村) 収穫年:2015 アルコール度数:13.5% 品種:アルネイス アルネイス|Arneisとは? |
透明度:クリスタル Cristalino 色 :薄い麦わら色 粘性 :Consistente香りの深さ、強さ:香りを強く感じる/Intenso 複雑性:複雑/Complesso 香りの描写: フルーツ、花、植物/Fruttato Floreale Erbaceo 洋梨 、グレープフルーツ、白い花 セージ甘味 :辛口/Secco アルコール:Caldo まろやかさ:Abb morbido酸味:充分に新鮮さを感じる/Abb fresco タンニン:- ミネラル:風味を感じる/Sapido ボディ: 弱〜こくがある/Di corpo 味と香りの強さ、深さ:強 持続性:持続性がある/persistenteワインの状態:飲み頃 Pronto ハーモニー:十分調和している/Abb Aromanico |
上にも書いた通りさっぱり飲めてしまうためさらっとした薄い印象になってしまうものも多いですが、こちらは果実のフレッシュさとエレガントさを同時に感じる好みの味でした。このワインの特徴は葡萄の鮮度を保つため収穫した後、葡萄を瞬間冷却させることで果実の新鮮さをキープすることができるのだそう。
※テイスティングの分析内容はソムリエ講習で学んだ内容をベースに自身の主観でつけたものなので参考程度にどうぞ。
生産者voerzio martiniでは他にもDolcetto, Nebbiolo, Barbera, Moscato e Baroloを生産しています。生産者さんのこだわりと、世界遺産登録された丘陵地帯の自然が生きた清涼感。
飲んでいて心地良い…
合わせたい料理
前菜全般、野菜や卵料理を使ったお料理や、オリーブオイルなどで味付けしたカルパッチョやファッロ/キヌアサラダ等とあわせたいお味。
その他アルネイスのおすすめ生産者…
Ceretto(チェレット)のLanghe Arneis(ランゲアルネイス)和食にあわせて、よく自宅飲みで購入しています。
Matteo CorregiaやFontanafreddaもおすすめです。
すっきり爽やかなアルネイス、北イタリアへこられた際は是非お試しください。