Heart of Roero|美味しいワインを求めて「カナーレ」へ イタリアワイン・田舎料理・大自然、が揃う場所といえば 世界遺産の「ぶどうの景観」が見所のロエロ地方。 トリノから車で40分ほど、のどかな田舎の風景を楽しみながらクーネオ県、カナーレへ向かいます。 この地域は、知る人ぞ知る美食の宝庫!ワインの他にもトリュフやサルシッチャ、ポルチーニ茸など、新鮮で貴重な食材で溢れています。 そして、カナーレは桃の名産地ということもあって春先から桃の花がワイン畑に混じり、色あざやかなぶどう畑を楽しむことができます。 Just …
イタリア旅行
北イタリアのクリスマスの過ごし方|Christmas in Italy.
クリスマスまで、あと少し。 久しぶりのイタリアへ戻ってきました。 北イタリア、トリノもすっかりクリスマスモード。街中のあちこちがイルミネーション、ツリーで彩られ、どこを切り取っても絵になる美しさ。 忘年会シーズンの日本同様、イタリア人にとっても忙しい月で、食事会やクリスマスディナーの予定でカレンダーがぎっしり埋め尽くされます。と他人事のように説明しているけれど我が家も例外ではなく、帰ってくるなり予想外の寒さと共にクリスマスディナーが立て続けに続いています。イタリア人のみなさん、その元気はどこからくるのですか。 さて、クリスマス目前ということで、今日は北イタリアのクリスマスの様子をご紹介します。 Presepe|街を彩るプレゼーぺ プレゼーペ(またはプレゼピオ)とはイエス・キリストの生誕を再現した置物のこと。聖母マリアの胎内にキリストが宿ったとされる12月8日にクリスマスツリーとプレゼーペが一斉に各家庭、教会など様々な場所に飾られます。1月6日の公現祭に片付けられるまでイタリアのクリスマス気分を盛り上げます。最近は宗教的なもの以外のプレゼーぺも多く見られます。 それぞれの家庭のプレゼーぺはもちろんマンマを中心に飾られます。例えどんなに忙しくても…。 …
三越伊勢丹トラベルサロン様による機関誌「mi viaje」にて連載がスタート
「Mi viaje」にて連載コラムがスタート! 12月より三越伊勢丹トラベルサロン様による機関誌「Mi viaje」にて連載コラム「イタリア便り」を書かせて頂くこととなりました。プロの方々のお力添えを頂きながらイタリアの食文化、ワインなどを中心にイタリアという国の様子をご紹介しています。 「Mi viaje」では国内、海外の上質な旅行情報が満載です。ぜひ、お近くの店舗にてお問い合わせくださいませ。 誌面の一部は、イタリア発見オンラインマガジン「あがるイタリア」からもご覧になれます。 …
トスカーナの名門アンティノーリのワイナリー「Marchesi Antinori」訪問 |
ずっと行きたかったトスカーナの名門アンティノリのワイナリーへ、ようやく行くことができました。 昨年の冬、ソムリエ講習合宿のため約2ヶ月半トスカーナへ滞在していました。イタリア全土DOCGの暗記をはじめ、ワイン以外のアルコールの知識を詰め込んで、200種類以上のワインをテイスティング!正直、テイスティングは辛くなかったけど、大人になってからの暗記というのは思った以上に大変で、泣きそうになりながら他の生徒さんと協力して頑張りました。 結果はどうあれ、頑張ったご褒美ということで夫が気を利かせて企画してくれていたのはイタリアワインの名門、アンティノーリのカンティーナ訪問。 Antinori Nel Chanti Classico スーパータスカンの先駆者、アンティノーリ 1385年から続くイタリアワインの名門マルケージ・アンティノーリは、ワイン好きならお馴染みスーパータスカンのティニャネロや、ソライヤなど偉大なワインの生産者。 …
秋のワイン畑。偉大なバローロ生産者「ドメニコ・クレリコ」ワイナリー訪問
ドメニコ・クレリコ|DOMENICO CLERICO バローロやバルバレスコなど伝統的なワイン作りが行われる北イタリア、ピエモンテのカンティーナって古い場所が多いのかなと想像がちですが、実はとってもモダンでおしゃれな場所がたくさんあります。 本日訪れた場所は素晴らしいバローロを作りだす偉大な生産者ドメニコ•クレリコ DOMENICO CLERICO。 バローロがワインの王様とよばれるようになるまで様々な歴史があるわけですが、バローロの生産者として、バローロのワイン作りに革新をおこしたバローロボーイズの初代のひとりがこちらの生産者ドメニコ•クレリコ氏。 カンティーナを取り囲む葡萄畑に圧倒されながらゲートへ到着、扉が開くと近年改装されたスタイリッシュな空間が広がります。 季節的に寒いですがプールが!夏はプールサイドで試飲も気持ち良さそうです。 さっそくカンティーナの中へ入り醸造過程の話を聞きながら、奥へと進んでいきます。 …