愛の街ヴェローナガイド アマローネを求め訪れたヴェローナ、ワイナリー巡りの旅。ワイナリー訪問の合間にロミオとジュリエットの舞台になったロマンチックな街をを観光することにしました。 Casa di Giulietta|ジュリエットの家 シェイクスピアのロミオとジュリエットのモデルとなったと言われるカプレーティ家のお屋敷は13世紀に建てられました。写真は物語で有名なバルコニー、前庭にはジュリエットの像がたち、たくさんの観光客で賑わいます。ジュリエットの右胸を触ると幸せになれると聞き、しっかりタッチしてきました。 紙に書かれているのはInvecchiamo insieme?「一緒に歳を取らない?」という意味。誰かがプロポーズに使った紙なのか、ひときわ目立つこのメッセージを見てなんだか温かい気分になりました。 …
ワイナリー
ロミオとジュリエットの街ヴェローナのワイン旅① パスクアワイナリー|Pasqua Wine
情熱的でほろ苦い「アマローネ」を求めて 愛の街ヴェローナへ イタリア語で苦い(アマーロ)という意味を持つワイン「アマローネ」。 今回は、ロミオとジュリエットの舞台である愛の街ヴェローナ、そして北部のワイン産地ヴァルポリチェッラへイタリア最高峰アマローネを求めて訪れました。 完熟したブドウを3~4ヶ月陰干しし、果汁を凝縮させ40~45%ほど水分を取り除いてからブドウを発酵させます。発酵後の果汁は最低2年以上の樽熟成と6ヵ月以上の瓶内熟成されようやくリリースされます。 陰干しして糖度が上がったブドウから作られるアマローネは果実味がぎゅっと凝縮された力強いイタリア最高峰の辛口赤ワインです。上品なタンニンとコクと共にスミレや赤い実のジャム、ヘーゼルナッツやチョコレートなど複雑性のある香りを感じ取ることができます。価格は5,000円台から1万円、ヴィンテージやあたり年のものになると数万円で販売されているものもあり世界のワイン愛好家からも一目置かれる高級ワインです。 モダンアートな空間 1925年創業のパスクアワイナリー 訪れたワイナリーはヴェローナ郊外に位置するパスクアワイナリー。モダンなワイナリー内で目を引くのは所々に飾られているアートの数々です。美しいボトルのデザインと心地よい飲み口のロゼワイン11ミニッツの展示スペースには光と鏡を使用した幻想的な空間が広がります。約9年以上の伝統とニューヨーク風のテイストが融合したワイナリーの魅力はワインの製造、試飲だけに留まりません。 3代目パスクアブラザーズが手がける革新的なワイナリー …
Ca’delbosco|極上のフランチャコルタを求めて カデルボスコのワイナリーへ
☆ この記事は一部「SHOP ITALIA」様 掲載記事です。 ☆ 歓喜のワイン「フランチャコルタ」 グラスに注がれた黄金色に輝くワイン、グラスの底からふつふつと上がってくる繊細な泡。 イタリアでお祝いの席でよく目にする高級スパークリングワインといえば「フランチャコルタ」です。 「フランチャコルタ」は、北イタリア・ロンバルディア州東部のフランチャコルタ地域で生産された瓶内二次発酵方式で作られる発泡性ワインです。 フランスのシャンパンよりも厳しいとされる製造基準をクリアしたものだけが「フランチャコルタ」を名乗ることができ、「特別な時間」を祝福するワインとしてイタリアでは結婚式や誕生日会などの祝杯の席でよく登場します …
青空の下でワインテイスティング プレスキールワイナリー | Santa Barbara Presqu’ile winery
☆ この記事は一部「SUMAU」様 掲載記事です。 ☆ 青い海、太陽に向かって伸びるヤシの木、白を基調としたスペイン風の街並みにピンク色のブーゲンビリアの花がリゾート気分を盛り上げる。 アメリカを代表するリゾート地のひとつ、サンタバーバラ。その美しさに魅了されオプラ・ウィンフリーやエレン・デジェネレスなど多くのセレブリティたちが邸宅を所有していることでも有名だ。 アメリカ全土のワイン生産量の約90%を占めるカリフォルニアワインであるが、サンタバーバラはカリフォルニアで最も冷涼な地の一つでありブドウ栽培に理想的な気候条件が整っている。 …
北イタリアのワイナリー巡り|「Cascina Chicco」カッシーナ・キッコ
Heart of Roero|美味しいワインを求めて「カナーレ」へ イタリアワイン・田舎料理・大自然、が揃う場所といえば 世界遺産の「ぶどうの景観」が見所のロエロ地方。 トリノから車で40分ほど、のどかな田舎の風景を楽しみながらクーネオ県、カナーレへ向かいます。 この地域は、知る人ぞ知る美食の宝庫!ワインの他にもトリュフやサルシッチャ、ポルチーニ茸など、新鮮で貴重な食材で溢れています。 そして、カナーレは桃の名産地ということもあって春先から桃の花がワイン畑に混じり、色あざやかなぶどう畑を楽しむことができます。 Just …
Fontanafredda|ピエモンテの伝統のワインが復活。フォンタナフレッダのワイナリーへ
バローロの5大産地の一つ、セッラルンガ・ダルバ村のワイナリー 「フォンタナフレッダ」へ行ってきました。 北イタリア、ピエモンテで訪れたワイナリー はアットホームで、生産者との距離が近く人の温かさや情熱に触れられるワイナリーが多かったなと感じます。 市長さんにご案内して頂いた 「カッシーナ・キッコ」ワイナリー訪問記はこちら 最近は商業的に力を入れ始めたワイナリーも増えてきて、それについてはピエモンテの人々にとっても賛否両論あるみたい。 市場を拡大し世界中でワインが楽しめるのは消費者としても、生産書にも嬉しいことですがワイナリー独自の個性がなんとなく薄れていってしまうような切なさを感じるのは、きっと私だけではないはず。 ですがこちらのワイナリーに関しては、歴史的背景からも買収をきっかけに地元へ戻ってきてくれた、おかえりなさい。という感情を持たずにはいられません。 …
トスカーナの名門アンティノーリのワイナリー「Marchesi Antinori」訪問 |
ずっと行きたかったトスカーナの名門アンティノリのワイナリーへ、ようやく行くことができました。 昨年の冬、ソムリエ講習合宿のため約2ヶ月半トスカーナへ滞在していました。イタリア全土DOCGの暗記をはじめ、ワイン以外のアルコールの知識を詰め込んで、200種類以上のワインをテイスティング!正直、テイスティングは辛くなかったけど、大人になってからの暗記というのは思った以上に大変で、泣きそうになりながら他の生徒さんと協力して頑張りました。 結果はどうあれ、頑張ったご褒美ということで夫が気を利かせて企画してくれていたのはイタリアワインの名門、アンティノーリのカンティーナ訪問。 Antinori Nel Chanti Classico スーパータスカンの先駆者、アンティノーリ 1385年から続くイタリアワインの名門マルケージ・アンティノーリは、ワイン好きならお馴染みスーパータスカンのティニャネロや、ソライヤなど偉大なワインの生産者。 …
(PR)ワインの王様 バローロ ワインテイスティングツアー
[smartslider3 slider=2] ワインの王様「バローロ」ワインテイスティング (日帰り) 世界遺産の葡萄畑を見渡しながらバローロへ向かいます。カンティーナではワイン作りの工程の説明を聞きながら実際に生産されたワインをご試飲頂けます。景色の良いレストランで地元の新鮮な食材で作られたピエモンテの郷土料理/スローフードをご堪能ください。 ●日本人ソムリエの通訳/解説付きで安心。 ●優良運転手付きの乗用車/ワゴンでご案内します。 【当日のスケジュール(日帰り)】 トリノ出発 …