ALL POSTS BY: Ayumi

旅とワインのジャーナリスト
イタリアソムリエ協会認定ソムリエ/WSET L2/薬膳•漢方マイスター/ミスユニバースジャパン2009ファイナリスト

侘寂ワインテーブルウェア
LAOBI https://www.laobi-decor.com/

Showing: 49 - 56 of 62 RESULTS

エーゲ海の自然の恵み•ギリシャの辛口白ワイン「THALASSITIS」86点

5月に入り、すっきり晴れた日の続くニューヨーク。そんな日々に、めったにひかない風邪をこじらせ、数日間引きずっていましたがようやく回復!やっと食欲(飲みたい欲)も出てきたので、週末おうちディナーをすることに。 おいしい白ワインが飲みたい…と思うと、ついつい親しみのあるイタリアンワインを選んでしまうのですが今夜は主人の選んだギリシャの白ワインを試飲しました。 テロワール(自然環境等)が反映されたワインとして市場に出回るのはヨーロッパ産のだと、フランスやイタリアのものが多いのですが、実はギリシャは紀元前2000年の頃からワインを生産していた最古のワイン作りを行った国の一つとされていて、水割りスタイルで飲まれていたようです。ソムリエという言葉もギリシャで生まれ、飲む人の好みにあわせてワインを水で薄めて提供する人のことだったとか…。まつやにを混ぜて作ったRETSINAもギリシャ原産の気になるワイン。ギリシャワインっておいしいの?というのが最初の印象でしたが、イタリア、フランスワインの起源と知り、急に興味が湧いてきました。   THALASSITIS 86点/100 白ワイン•辛口 品種:Assyrtiko 生産者:GAIA winery (イエア ワイナリー) …

アルネイス|Arneisの特徴は?

アルネイス|Arneis 生産地 アルネイス(Arneis)はピエモンテ州、ロエロ原産の白ぶどう品種。ロエロ地方のDOCGに指定されています。 以前はロエロ地方で栽培される黒ぶどう品種ネッビオーロのタンニンを和らげる為に混醸用に用いられていましたが、20世紀になり生産者がネッビオーロ品種単一でのワイン作りに力を入れ始めた事で需要が減り絶滅の道を辿っていました。 1970年代にワインルネッサンスと呼ばれるワインの技術を向上する動きが起こりイタリアワインの品質が向上、同時に土着品種の回帰が見直された事により、ヴィエッティ(Vietti)とブルーノ・ジャコーザ(Bruno Giacosa)を始めとする生産者達の研究と努力の結果でアルネイスの単一品種ワインとしての現在に至ります。   imageURL ピエモンテのロエロ・ランゲ・モンフェラートの地域はぶどうの景観が世界遺産登録されている事でも有名です。   …

ニューヨーク「Birdland」でJAZZとワインな夜 

  最近、雨が多いニューヨーク。本日も雨…。ニューヨークで行ってみたかった場所の一つ、ジャズクラブへ先日誕生日のお祝いで連れて行ってもらいました。 そんな事をいうとまるでジャズ通なのかと思われてしまいそうですが、全くの初心者で、ジャズに触れる機会と言えばホテルのバーで何度か演奏を聞いたり、自宅で食卓の雰囲気作りを試みて流したりする程度。ですが、そんな私でも大満足の一日となりました。 ジャズは19世紀後半、ニューオリンズで自然発生した黒人による大衆芸能音楽。 南北戦争に負けた南軍軍楽隊の払い下げ楽器で黒人の方たちが演奏した音楽がジャズの発祥といわれてるようです。ニューヨークにもいくつか有名なジャズクラブがあり、今回はアメリカ人の友人おすすめのBirdland(バードランド)へ。 お店の由来、バードは35歳で亡くなった天才サックス奏者チャーリーパーカーのニックネームからついたそうで彼が亡くなったとき、街じゅうに「Bird Lives !」バードは生きている!という落書きができたのだそう。(参考URL) 初めてのジャズクラブ、どきどきしながらお店に入ります。席の指定はなく、基本的に早く来た順にいい席へ案内されるシステムで、フロントで名前を伝えておけば時間になると席まで案内して頂けました。 30分前に来てねと伝えられたのでその通りに到着したのですが素晴らしい席に通して頂き、テンションがあがります。 …

おすすめ♪北イタリアのすっきり白ワイン:アルネイス Bricco Capelina86点

ピエモンテのワインといえばバローロやバルバレスコの赤ワインをご想像される方が多いかと思いますが「ピエモンテの白ワイン」は?というともちろんおいしい白ワインもたくさんあります。本日はお魚、和食や中華にも合わせやすく、ついつい頼んでしまう、おすすめの白ワイン「アルネイス」をご紹介します。 アルネイス|Arneisとは?   ピエモンテの白ワイン まずは、甘口スパークリングワインをメインに作られるMoscato(モスカート)はもちろん Chardonney(シャルドネ) Cortese(コルテーゼ) Erbaluce(エルバルーチェ) Timorasso(ティモラッソ) 等が有名どころですが、今日ご紹介するのはワインを勉強する前から出会う機会が多くて、一番親しみやすかったArneis(アルネイス)という品種。北イタリアの近所で扱っている店舗も多く「さっぱり、すっきり、フレッシュ」で気軽に飲めてしまうアルネイス。お魚、和食や中華にも合わせやすく、ついつい頼んでしまう、おすすめの白ワイン品種の一つです。 …

気軽なテーブルワインにぴったり★FRANCIS FORD COPPOLA :BLUE LABEL 84点

今日のワインはゴッドファーザー等、著名な映画の監督としても有名なFRANCIS COPPOLA。 せっかくアメリカに引っ越してきたので ナパバレーへ行こう!ということで計画を練っていたところ 「COPPOLAのワイナリーはよかったよ」 との情報を頂いたので、さっそく頂きました。 「BLUE LABEL」 生産者:FRANCIS COPPOLA品種:メルロー …

イタリア|カラフルな港街「カモーリ」を散策 海の底に眠るワインとは?

Camogli(カモーリ) 今日は海が好きな方に是非おすすめしたい イタリア、リグーリア州ジェノバ県の小さな港Camogli(カモーリ)。 反対側にはポルトフィーノという美しい港町があり世界中からセレブリティがバカンスで訪れます。そちらの知名度が高いため割と旅行者も少なくローカルの雰囲気を楽しめる穴場の場所。   海岸沿いには地中海らしいカラフルな家が立ち並び、散歩するだけでわくわくします。     リグーリアで食べたいフルッタ•ディ•マーレ お昼にふらっと入ったトラットリアLo …

週末に作りたい、フランス風「タルティーヌ」でベジブランチ♪ 

イタリア、トリノも本日は快晴です。 写真はグランマードレ大聖堂からの景色で正面の 道路はまっすぐトリノの王宮まで続いています。 石畳でもハイヒールを履きこなしている イタリアの女性たちを見て、ファッション の街だなあと朝から感心してしまいました。 さて、今日は先日レストランで出会った フランス式のオープンサンドイッチ、 「タルティーヌ」を作ってみました。 見た目もおしゃれで簡単に作れるので …

テーブルに花を添える、春のサーモンカップ寿司 

イタリアも温かくなってきて、桜が満開です。 先日友人たちを招いてのホームパーティを開催 することになり春らしいおもてなし料理は 何だろうと考えていた末にできあがった カップちらし寿司。   日本食が食べたいとリクエストされると 手巻き寿司を作ったりもするのですが 巻いたり握ったりする手間も省けるので (ずぼらな私にぴったり) …