この記事は住まいと暮らしをデザインするモリモトのwebメディア様にて公開されました。 エレガントな街並みに赤い電話ボックスが映えるロンドンの街。ふんわりと香るスパイスの香りはロンドンにあふれるインド料理のお店からもれてくるもので、大英帝国の植民地だった影響で発展したインド料理レストランの多さには歴史の名残が感じられます。 多彩な文化が交差する国際都市の最先端のワイン事情を知るべく、イタリアからロンドンへ訪れました。 イギリスといえば近年注目を浴びるスパークリングワイン。冷涼な気候と地球温暖化により日照時間が増えたことでワインの生産に好影響を与えており、ワイン市場が急成長、世界から評価を得ています。 一年暮らした思い入れのあるロンドン。今回はワインを存分に楽しめるスポットをご紹介します。 ロンドンのハイクラスなワインのお買い物はここで 世界中の厳選されたワインが揃い、特別なワインのギフトを求め通ったワインショップHedonism Wine(ヘドニズムワイン)。ワイングラスでできたシャンデリアに思わず目を奪われます。ワイン以外にリキュールや日本酒までコレクションが豊富です。 手頃な価格のワインから希少価値の高いワインまで。最も高いワインはロマネコンティでお値段はなんと3千万以上。店内地下にはテイスティングスペースが併設され、ワインのワークショップやイベントも開催されています。キッズスペースも併設されているのでお子様連れでもゆっくりワインを堪能できます。Hedonism Wine 3-7 …
ロミオとジュリエットの街ヴェローナのワイン旅② ヴィラ ホテル ヴィラ ジオナ(Hotel Villa Giona)
愛の街ヴェローナガイド アマローネを求め訪れたヴェローナ、ワイナリー巡りの旅。ワイナリー訪問の合間にロミオとジュリエットの舞台になったロマンチックな街をを観光することにしました。 Casa di Giulietta|ジュリエットの家 シェイクスピアのロミオとジュリエットのモデルとなったと言われるカプレーティ家のお屋敷は13世紀に建てられました。写真は物語で有名なバルコニー、前庭にはジュリエットの像がたち、たくさんの観光客で賑わいます。ジュリエットの右胸を触ると幸せになれると聞き、しっかりタッチしてきました。 紙に書かれているのはInvecchiamo insieme?「一緒に歳を取らない?」という意味。誰かがプロポーズに使った紙なのか、ひときわ目立つこのメッセージを見てなんだか温かい気分になりました。 …
ロミオとジュリエットの街ヴェローナのワイン旅① パスクアワイナリー|Pasqua Wine
情熱的でほろ苦い「アマローネ」を求めて 愛の街ヴェローナへ イタリア語で苦い(アマーロ)という意味を持つワイン「アマローネ」。 今回は、ロミオとジュリエットの舞台である愛の街ヴェローナ、そして北部のワイン産地ヴァルポリチェッラへイタリア最高峰アマローネを求めて訪れました。 完熟したブドウを3~4ヶ月陰干しし、果汁を凝縮させ40~45%ほど水分を取り除いてからブドウを発酵させます。発酵後の果汁は最低2年以上の樽熟成と6ヵ月以上の瓶内熟成されようやくリリースされます。 陰干しして糖度が上がったブドウから作られるアマローネは果実味がぎゅっと凝縮された力強いイタリア最高峰の辛口赤ワインです。上品なタンニンとコクと共にスミレや赤い実のジャム、ヘーゼルナッツやチョコレートなど複雑性のある香りを感じ取ることができます。価格は5,000円台から1万円、ヴィンテージやあたり年のものになると数万円で販売されているものもあり世界のワイン愛好家からも一目置かれる高級ワインです。 モダンアートな空間 1925年創業のパスクアワイナリー 訪れたワイナリーはヴェローナ郊外に位置するパスクアワイナリー。モダンなワイナリー内で目を引くのは所々に飾られているアートの数々です。美しいボトルのデザインと心地よい飲み口のロゼワイン11ミニッツの展示スペースには光と鏡を使用した幻想的な空間が広がります。約9年以上の伝統とニューヨーク風のテイストが融合したワイナリーの魅力はワインの製造、試飲だけに留まりません。 3代目パスクアブラザーズが手がける革新的なワイナリー …
イタリアワインと食べる オトナなピザの楽しみ方
イタリアのピザとの定番はワインじゃなく「ビール」 世界中で愛されるピザ。 本場ナポリのふっくらもちもちの生地、薄めでクリスピーなローマ風ピザ、ピザの具を包んで油であげたカルツォーネなどイタリアにはグルメなピザで溢れています。 イタリアではピザをみんなでシェアするのは稀で、一人につき一枚ピザをオーダーしほとんどの人がぺろりと食べきってしまいます。 そんなイタリア人も大好きなピザですが、ワインと一緒に食べるのかと思いきやピッツェリアに行くと、いつもはワインの友人たちも一斉にビールを注文します。まわりを見渡してもビールを飲む人が圧倒的に多く、イタリアの人々いわくピザとビールはイタリアでは定番の組み合わせなようです。 ピザとワインは有り?無し? ではワインとピザの相性はよくないのでしょうか? いいえ、そんな事はありません。 …
#おうち時間 をオシャレに楽しく 春の家飲みワイン4種
コロナウイルスの影響ですっかりライフスタイルが変化した今、みなさまも自宅で過ごす時間を充実させるために工夫を凝らして生活されていることであろう。 我が家はこの冬アメリカから拠点をロンドンに移し、新しい場所での生活が始まったのだが自粛生活も1ヶ月が過ぎたところで先日3週間の延期が発表された。ベストシーズンを迎えた春の太陽の下で新しい街を散策するのはまだまだ先になりそうだ。 さて連載を書かせていただいている世界ワイン巡りだが、今回は自宅から「自宅で過ごされているみなさまへ」少しでも楽しいおうち時間を過ごしていただくため「春のおすすめ家飲みワイン」を4つご紹介したいと思う。今年はお花見も自粛モードだったことも考慮しその埋め合わせと言うのはなんだが、お昼からゆっくりのみたいおすすめワインを中心にセレクトしている。 …
イタリア3都市グルメ旅特集!
この記事は三越伊勢丹ニッコウトラベル様の機関誌 ミビヤヘ掲載コラムの一部です。 トレンドの発祥地ミラノで味わう 美しくカラフルなモダンリゾット 独創的な一品を求めて最初に向かったのはトレンド発祥の地ミラノ。圧巻のドゥオーモ大聖堂の近くで個性的なリゾットが頂けるという噂を聞き早速訪れました。高級感の漂う店内と気持ちのよい笑顔で迎えてくださるスタッフ。プーリア州出身のシェフ アントニオ・グイダ氏率いるSETAはミラノでも一目置かれるミシュラン2つ星レストランです。テーブルに運ばれてきたのはイタリア産の高級チーズ「カスタルマーニョ」をベースにしたリゾット。葉野菜を使った鮮やかな緑のソースにラズベリーソースのパウダーがふりかけられ、濃厚なチーズの風味とラズベリーの酸味が新感覚の味わいを生み出します。 最先端を行くミラノで最先端の料理とサービスが満喫できますよ。 …
マリーニ家のコルクを使ったテーブルコーディネートまとめ
ワイン好きのみなさまこんにちは。母になってからワインとの距離がはなれてしまってたけど、最近また絶妙な距離を保てている今日この頃。特に年末年始はおいしいワインが飲める機会が多くて幸せ。。 今年は大好きなワインや、ワイン旅の記事もたくさん書かせて頂けて今年はとてもありがたい一年でした。 さて、今日はブドウとか産地とか忘れて、コルクを使ったテーブルコーディネートを振り返る記事を書いてみました。 みなさんはワインを開けるときに残るコルク、どうしてますか?わが家では思い出としてとっておいたコルクを再利用。テーブルに散らばせたりして、テーブルコーディネートを楽しんでいます。 PINK ピンク バレンタインデーのテーブルコーディネート バレンタインにもらった薔薇の花とキャンドルの合間にコルクを散らしてみました。まだイタリアに住んでいた頃の写真、なつかしい。近くの青空市場がとっても安くて頻繁に家の中に花を飾っていた頃。 Orange オレンジ …
食卓を華やかに 年末年始の本気のイタリア赤ワイン5選
★★★ この記事の一部はSHOP ITALIA様にて (嬉しいタイトルにて) 掲載頂いております。 ★★★ クリスマスにお正月と年末年始の行事や食事会が増える季節!あっという間に今年もあと僅かとなりました。 まだまだ娘が小さい我が家は、ゆったりお家ワインを楽しんでいます。 …